利益が出ないのは経営者の責任、利益を出すのは経営者の能力

多くの会社では、対外的な部分と対内的な部分が分かれています。

つまり、対外的な部署は営業などと呼ばれます。
また、対内的な部分は、製造であったり、店舗であったり、オフィスであったりします。

 

簡単に言えば、利益は、=「売上」-「経費」となり、
売上を上げるには対外的なことが必要で、
経費を減らすには対内的なことが必要になります。

 

まったく異なる性質上、会社では部署が分かれていることが多く、
たいてい仲が悪いです(笑)

 

製造業で考えてみれば、製造現場が売上を上げようと頑張ってみても微力ですし、
営業が製造原価を下げようとしても、売上が優先になってしまうことから、
なかなか難しいのです。
なので、なんでこんなものを受注したんだと現場が怒ることも時々あります(苦笑)

 

短期的には、市場動向、市況価格、話題、イベント等なので
売上や経費が変動することがありますが、
売上と経費の両方をコントロールできるのは、
基本的には、経営者(経営陣)であり、
利益を出し続けられるかどうかは経営者の能力と言っていいでしょう。

特に不景気に利益を出せるかどうか、赤字になっても速やかに黒字に戻せるかどうかは
経営者の能力がかなり問われるところですので、
過去の不景気(リーマンショックなど)の決算を見てどうなっていたのか
確認する必要があると思います。

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