証券コード:6537
会社名:WASHハウス(株)
上場日:2016年11月22日(火)
事業内容:
「コインランドリー『WASHハウス』の運営、チェーン本部としてフランチャイズシステムの提供等」
2015年12月 決算(百万円)
売上高 2,050
経常利益 219
当期利益 131
1株当たり当期純利益額:76.42円
公募価格:2,300円
個人的な感想:
公募価格は直近決算からすると高いのではないかと思います。
売上、利益は順調に伸びています。
直営とFCとの展開であるため、今後はFCの展開が多くした方がいいのではないかと思います。
出店地域を見てみると、偏っているため、今後も拡大できる余地はありそうです。
コインランドリーをよく見ますが、コインランドリーの需要ってどれだけあるのかがあまりピンときません。
調べてみましょう。
洗濯はしないといけないので、ディフェンシブな銘柄なのでしょうかね。
洗濯機の普及率
総務省統計局 平成26年 全国消費実態調査 結果の概要
洗濯機の普及率は「98.8%」
では、なぜ、コインランドリーを使うのか。
伸長するセルフランドリー市場
東日本コインランドリー連合会より
お店が増えています。逆に言うと、過剰な状態になる恐れがあります。
幅広い年代層から支持されるコインランドリー
若い年代が多いですね。
日本が少子高齢化の状況を考えるとビジネスモデルの成長性に関してやや疑問が残ります。
利用目的からみるコインランドリーのニーズ
上記のグラフから、言えることは大きく2つ、
1つは、家の洗濯機ではできない。
1つは、家の洗濯機より便利。
持っていないという人もいるとは思いますが、3%という少数ということですね。
洗濯機は持っているがコインランドリーを使う人が多いということです。
乾燥が重要ということですね。
ただ、今の洗濯機も乾燥がついているものもありますので、洗濯機が高機能化してくると、このあたりがどうなのかやや疑問が残りますね。
安くて便利は重要なファクターですね。
便利ということは、家との距離が近い方がいいということになります。
自宅からコインランドリーまでの距離
意外と距離があっても使うんですね。
ただ、近いほうがいいですね。
まとめ
そもそも洗濯って面倒ですので、そういうところがなんとかなるといいんですよね。
雨などで乾かないとかという理由もあるでしょうが、干すって作業も面倒ですので、乾燥の需要があるんだと思います。
洗濯に行くより、洗濯をやってもらえるというほうがこれからのビジネスとしていいような気がしますがどうなんでしょうかね。
ただ、今回調べてわかったのは、思ったよりは洗剤的・・・いや、潜在的な需要がありそうですので、
ただ、機械をおいておくということだけではなく、コンビニと同じように「利便性」というところを追求してもらいたいですね。
さて、上場時の株価はどうなるでしょうか。
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