良いものを買うことは誰にでもできることではありますが、投資の世界では、良いものを安く買うことが求められます。
実際は、良い物ほど、なかなか安く買うことができません。
ここで言う良いものとは、良い会社となりますが、良い会社とは、未来永劫、利益を出し続ける会社ということでしょうか。
また、「安い」とは何か?ということになりますが、いろいろな考え方があります。
よく使われるものとしては、PER、PBRがありますが、時価総額から見た売上とか利益、同業他社と比べて見ての比較などいろいろあり、一概に言えないかもしれません。(このあたりがノウハウなのかもしれませんね)
いずれにしても、自分が考えた適正な価格に対して株価が安くなるということにしておきます。
良い会社でも割高に買ってしまえば、損することはあるかもしれません。それは避けなくてはならないわけです。
100万円で株を買って、配当金5万円受け取ったけど、業績があいにく悪く株価は50万円になってしまったら取り返すまでに10年くらいはかかってしまいます。
いい会社なら、ここの50万円で買いたいところです。
つまり、いい会社なら、悪化の業績は一時的と言えるわけで、買い場が来たということです。
短期筋(諦める人も含め)がいるから、株価が下がるわけで、良い会社と知っている人にとっては、短期的な人はありがたい存在なのかもしれません。
良い会社は常に割高な価格ということは、その状況では買いは待ちの状態ですから、ほぼ、逆張り投資となります。
テクニカルは順張りですから、テクニカル的に全部ダメという時が、買いということになりますかね。
長期株式投資の方は、この価格なら買いたいという目安を持っていて、常に買う機会を伺っています。なんだか、釣りと似ているかもですね。
暴落は、下値で買いたいと思っている投資家にとっては利益の源で、危機というよりはチャンスなのです。
チャンスを掴むためには、「良い会社の発掘」と「適正な価格の算出」が重要で、日頃の準備が必要かなと思います。
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