テレワークをしてみて、良い面と悪い面があるなぁと思いました。
私の結論は、会社のブツ等を使い倒したいので、オフィスに出勤を選択したいところです。
ただ、労働側と会社側とどちらの目線で見るかにもよって違いますが、
会社の都合で労働側は動かされてしまうので、
労働者のメリットやデメリットがあってもそんなことはあまり考慮されないかもしれませんね。
労働者としては、まず、通勤時間が無くなるというのはとてもラクだなと思いました。
しかし、光熱費がかかる(電気、水道(トイレ)など)、福利厚生が受けられない(会社によりますが、給茶機とか昼食の補助など)などもあったり、やはり長時間作業をするとなると、ちゃんとしたデスク、椅子などもあったほうが良いのでそういったものの購入費用、自宅が持ち家の場合、摩耗や劣化も早くなると思います。
こういったことを配慮して手当を支給してくれたりしていれば良いのですが、私の場合、若干配慮はしてくれましたが、上場企業にも関わらず、かなりセコかったです。(月に数百円程度の補助でした・・・)
つまり、私の場合、在宅勤務をすると絶対に損するということです。
逆に言うと、特に都心のような高い賃貸料金がかかるような会社は、社員を在宅にさせたほうがコスト的にはメリットがあるということになります。
そういう思惑もあって、社員をテレワークへ移行させたいと思う経営者がいてもおかしくは無さそうで、テレワークが進めば、オフィスが要らなくなるので、オフィス需要は減りそうです。
オフィス需要は、いろいろなところから予測が出ていて、
日本総研の記事によれば、オフィス賃料は2割程度落ち込む可能性があると指摘しています。
テレワークは今後も進みそうなのですが、でも、テレワークの前に、各会社でオンラインでの打ち合わせや商談などができるようになるわけですから、都心にオフィスがあるメリットってなんだろう?ということになります。
今まで、郊外 → できるだけ都心
という流れになっていたと思うのですが、
今後、都心 → 郊外(安い)
でも良くない?って流れになってくる可能性が出てきたということです。
実際、コールセンターは、地方にあることが多いですが、これは対面ではなく電話だから高い都心になくても良いわけです。
同じ原理でリアルの対面ではなくて良いのであれば、都心から離れていても問題ないことになりますから、都心でのオフィス需要は少なくなるかもしれませんが、相対的には、それほど、減らず、分散されるのではないかなと思っています。
首都圏直下型地震などの災害なども考えれば、集中しているのもよくありませんしね。
首都圏のオフィス需要が減るとちょっと困る業種や会社も出てくるのは間違いないですね。
現に、オフィス街のコンビニなどは売上が下がっているようですし、JRなどの鉄道もそうですね。
あと、オフィス周りのコーヒーを提供しているダイオーズとか、観葉植物レンタルのユニバ園芸社とかも直近は苦戦するかもしれませんね。(保有しているやつじゃん(T_T))
今、大きなパラダイムシフトが起こっていて、それに私達は立ち会っているのかもしれませんね。
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