【半沢直樹】スパイラルの買収費用から株価や時価総額などを計算してみる。

(第3話目にて株価が出てきたので、計算をし直し中です。)

第1話目

ドラマ半沢直樹ではスパイラル買収にかかる費用が1500億円ということで、1話目が進んでいます。

 

そこで、スパイラルの株価や発行株数、時価総額を計算(妄想)してみたいと思います。

 

全株取得を目指しているのか、それても過半数取得を目指しているのかわからなかったのですが、
通常、創業者が反対するであろう敵対的買収で全株取得は難しいことから、過半数奪取を目的としているとします。

 

単に、現在の株価30,000円(とすると)×500万株=1500億円と買収費用を求めているのであれば、株式投資をしている方ならわかると思いますが、かなり甘っちょろい計算です。

 

つまり、少しでも市場のほうが値上がりしたら、TOBに応募せずに市場で売ったほうが良いわけです。(計算してみると、現在の株価で計算しているようです)

 

となれば、買収費用を1株あたり30,000円とすると、プレミアムをどのくらいで見積もるかによるのですが、プレミアムを乗せると仮定して計算しやすいように、現在の株価は20,000円としておきます。(見ていなかったのですが、1話目で24,000円が表示されていたとの話もあり、また、3話目で株価が表示されていて、会話から平均取得単価が31000円くらいでしたので、記事をアップデートしました。)

 

となると、
スパイラルは、
予定買収価格は1株あたり30,000円くらい、50%以上の株を奪取する1500億円の買収費用ですから、
取得しなければならない株は500万株です。
となると、発行株数は、1000万株となります。
(もしかすると、発行株数は1250万株かもしれません。)

 

現在の株価が20,000円とするならば、1話目での時価総額は、2000億円(20,000円×1000万株)となります。

 

今回、スパイラルの元役員(加納一成と清田正伸)の株売却で、30%取得となっていたので、それぞれで、15%ずつ保有していたことがわかります。

確か、最初に660億円を提示されていたので、二人で660億円と言うこともわかります。(ちょっと中途半端)

 

となると、それぞれ150万を保有ということになります。

 

現在は、150万株×株価20000円ですので、一人300億円で二人で時価600億円を保有。
(まあ、これだけでもすごいですが・・・)

 

提示されたのが、660億円ですので、60億円ほどプレミアム(一人30億円,株価で言うと22,000円)を付けて買うと行った提示なります。

 

600億円の時価から見れば、660億円で売却は、あまり美味しい話ではないかもしれません。
(10%上昇すれば、660億円になりますしね)

 

しかし、最終的には900億円の提示だったので、お一人様150億円のプレミアムを付けたことになります。

 

つまり1.5倍の価格を上乗せしたので、心が動くかもしれませんね。

 

あれ?50%上乗せ?・・・先ほどの買収価格は50%上乗せて計算していたので、この価格は、想定の範囲内だったのかもしれませんね。(株価で言うと、30,000円)

 

さて、残り、20%を取得すれば、過半数の株数を抑えることが出来ます。

 

3分の1ルールというのがあって、発行株式総数の3分の1(33%)を超える株式を買い集める場合には、TOBの手続きが必須になりますので、TOB(公開買付)をするということですね。

 

社長の持っている株数は、上場基準の流通株式数(比率)から考えてみると、すでに役員が30%を保有していたので、だいたい15%~多くても35%くらいかなと思います。

 

35%以上が市場に出回っているので、普通に考えると、買収成功ですが、阻止するとなったら、ホワイトナイトが出現して、高い価格を提示するとかですかね。

 

残り20%取得にかかる費用は、30000円×200万株=600億円

 

すでに取得済みの費用900億円+残り600億円=1500億円(ぴったりだー)

 

■時間外取引

さて、ドラマでは、「時間外取引」と言っていましたが、恐らく「相対取引」の間違いと思われます。

「時間外取引」とは、東京証券取引所で立会外で行う取引のことで、
ToSTNeT-1(トストネットと言ってます)
ToSTNeT-2
ToSTNeT-3

と3種類に分けられています。

よく出てくるのが、ToSTNeT-2(終値取引)、ToSTNeT-3(自己株立会外買付取引)です。

ToSTNeT-2で使われるパターンとしては大口の顧客(例えば、大株主)が自社株買いや別のファンドなどに売りたいと言った時に使われたりします。
特に、大株主が売るときに、会社がその株を買い取ると言ったことが多いような気がします。
いずれにしろ、だいたい大口の売りたい人がいて、大口で買いたい人もいると言ったパターンで使われますかね。
価格は終値になりますので、市場のように株価は動きませんので、別の価格で売ったり買ったりは出来ません。逆にこれを利用して売買するということになります。

株価が動かないというのがミソで、大口を市場で売ったり買ったりするのは大変で、大口を市場で売買すると価格が乖離する可能性があります。
板というのを見るとわかるのですが、突然、板にものすごい数の買いや売りが出てきたらびっくりしますしねぇ。
もし、成り行きで売ったり買ったりすると、株価が乱高下する可能性がありますから、こういった仕組みを使います。

今回は、元役員から買う際にプレミアムを付けて買っていますから、まず、ToSTNeT-2ではないということになります。

ToSTNeT-3が一番多いかもしれませんが、自己株式立会外買付取引で、いわゆる自社株買いに使われます。買付に限定されています。
自社株買いはToSTNeT-2を利用することも可能です。市場で買う場合もあるのですが、先ほどと同じどおり、買い付けにより価格が乖離する可能性がありますから、こういった仕組みを使います。

最後にToSTNeT-1ですが、立会市場の直近値から上下7%以内の価格で相手方を指定した取引ができます。
上下7%以内なので、今回のパターンでは、買付できません。

ということは、時間外取引では、ムリーとなります。

そうするとさらにややこしい話になるので、シンプルに考えれば、電脳雑技集団が直接買うということになったんではないかなぁと推測されます。(株券は電子化されているのでどうやってやるのかはわからないが。ほふりに名義変更手続きでもするのかなぁ?)

 

 

第2話目

新株を発行して、買収を阻止するというストーリーです。

その額、1000億円。

現在のスパイラル株価は20,000円(としておきます。24000円らしいが。)、発行株数は1000万株、時価総額2000億円
という計算(仮定)でしたので、1000億円分を発行するということは・・・

 

新規で500万株を発行するということになります。

 

つまり、発行株数は1000万株から1500万株になります。

 

電脳雑伎集団は、すでに4割を押させているということですので、400万株を取得していることになります。

 

500万株を発行すると、電脳雑伎集団の持ち株比率は、40%から27%に下がるということになります。
また、33%をフォックスが保有するので、スパイラルはかなり有利になります。

 

では、仮に、新株の500万株が電脳雑伎集団に渡ると、900万株を取得するということになりますので、
1500万株の発行株数の内の900万株ですから、「60%」を抑えることになります。

 

つまり、過半数取得となりますので、買収成功となります。

 

うむー、ちゃんと辻褄は合っていますね。。。

 

計算間違っていたらすいません。

 

■買収防衛策
ネットではスパイラルは買収防衛策をしておくべきだったなどの意見も見られます。
現に、買収防衛策を講じている上場会社もあります。
会社が買収されにくいとなれば、経営陣は安心かもしれませんが、株主から見た場合、果たしてそれが良いことなのか疑問があります。
つまり、高く買ってくれる会社があれば、株主としては、ハッピーだからなのです。

買収防衛策が取られる又は発動されることにより、既存株主が損する可能性も無いわけではないです。

ソレキアが敵対的買収に遭い、ホワイトナイトとして富士通が登場しましたが、TOB価格がどんどん上がってしまい、結局、富士通は断念し、ソレキアの敵対的買収は成立してしまいました。
株価は上がったので、既存株主は良かったでしょうねぇ

まあ、そういうこともあるので、一概に買収防衛策が取ることが良いとは言えないんだろうと思います。

 

第3話目

第3話目にてスパイラルの株価とチャートが表示されていました。

 

しかも、電脳雑技集団のTOB価格ははっきりと言っていませんでしたが、
現在の平均取得単価は会話の内容から31000円くらいとわかりました。(たぶん)

 

計算しやすいように、取得したい価格は上限30000円として、1500億円かかる=500万株を取得する。(50%)
スパイラルの発行株数は1000万株とします。

 

すでに48%を取得済みで残り2%という事になっていました。
すると、480万株は取得済み。
残り20万株。

 

残り20万株×30000円=60億。

スパイラルの終値 36274円
残り20万株×36274円=約73億円

 

73億円くらいがあれば、2%取得可能です。

73億円-60億円=13億円の誤差で、1500億円からすると1%くらいですから、イケるような気もします。
通常、48%も取得済みなら、ほぼ買収成立なんでしょうが、そこはドラマなので。

 

平均取得単価が31000円だとすると48%分の取得と考えると、
31,000円×180万株=1488億円。
残り12億円。

12億円で2%分を買うとなると、株価が6000円出ないと買えないですね。。。

ちょっと変な感じです。

どこかで何かを聞き間違えたか、なにか計算を間違えているようですね_| ̄|○

 

ではでは~

 

 

 

今後どうなるか楽しみですね^^

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