将棋と株式投資の世界

投資哲学

将棋の世界は勝負の世界。

 

勝つか負けるかです。

 

木村義雄十四世名人がこのように言っています。

「結論的に言ってしまえば、やっぱり、勝負だと。

勝負の道は厳しくなければならない。

厳しいというのはどういうことを言うのか。

地位とか名誉とか生活に密接に影響がなければいけないんだと。

買った負けたそれだけではないんだと、玄人(プロ)になった以上は、それが身に応えるようなものでなければならない。」

 

将棋の世界と株式投資の世界は、100%一緒ではないものの、はやり勝たなければならない(資産を増やさなければならない)という意味ではいっしょです。

 

株式投資の世界は、参加者は勝てば資産が増えますが、負ければ資産が減るわけですから、ある意味、参加者全員がプロと同等なわけです。

 

ファンドマネージャーであるとか、知識や経験が豊富だとか、社会的地位があるとか、やり始めて数ヶ月しか経っていないとかそんなことは関係なく、どんな立場だろうが、勝たなければいけないのです。

 

誰かが勝ち、誰かが負ける。

 

そういった世界で勝たなければいけないということは、勝つか負けるかという世界は、厳しい世界なのでしょう。

 

将棋は1局1局が真剣勝負であり、また、1手1手も真剣勝負です。

 

羽生さんは、その1手を指すのに、30手先まで読むらしく、1手当たり10手くらいを考えるそうなので、1手指すのに300手くらいは考えるそうです( ゚д゚)!

 

株式も3700くらいの銘柄から真剣に1銘柄を選ぶ、1回の売り買いも慎重に判断するということでなければならないのでしょうね。

 

そういったことができないと、負けていくんですね。

 

つまり、自分に厳しい人が勝負に勝っていくということなんでしょうね。

 

 

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