危機は惨事だが備えている人にとってはチャンス

業界全体での受注量が減り
会社が倒産しそうになったことがありました。

自己資金比率を高めておかず、
借入金に頼っていたため、
返済ができなくなったのです。

債務超過は免れたものの
今までの利益をぶっ飛ばし、
累積赤字となり、
リストラを実施せざる負えなくなりました。

幸い、銀行がリスケジュールに応じていただいたため
倒産は回避できました。

こんな事態になるなんてまったく考えていなかったようで、
慌てふためいたわけです。

ほんと能無しです。。。

不況なおよし

松下幸之助の有名な言葉に「好況よし、不況なおよし」と言う言葉があります。

一般的には景気が良ければいいが、不景気は悪いと思いますが、
不景気になることでのメリットもあるのです。

景気が良いときには、
お金を贅沢に使ったり、無駄なものにお金を使ったりと
していることも少なくありません。

不景気になることによって、そういったことに気が付きます。

また、仕事量も少なくなるので、
今までできなかった優先度は低いけど、重要度が高い仕事に
時間を割り当てることができます。

物事を見直すには不景気はいい機会なのです。

 

人生も同じかもしれませんね。
苦しいときほど、気がつくことが多いかもしれません。
例えば、貧乏だからそこお金のありがたみや備えておくことの大切さが分かるんだと思います。

 

不況時に「慌てふためく」か、「不況なおよし」になるかどうかは
事前の心構えや準備によるでしょう。

 

投資家の立場からの危機

投資家の立場から危機の1つは会社の業績が悪くなったり、
不祥事が出たりして株価が暴落することかもしれませんね。

株価の暴落は、市場が不安定になったときにも起きますから
ある意味、地震と同じで、普段は起きないが、いつかは起こる
といったものでしょう。

そういった事態に「慌てふためく」か「不況なおよし」になるかどうかは
先程も言ったとおりで、事前の心構えや準備によるので、
どう対処するのかということを予め考えておくことが大事ですね。

 

1つは「安くなったところを買う」ってことです。

 

多くの投資家は、我先に儲かることしか考えていません。
なぜ、こんなことになるかというと、
例えば、雑誌や本やネットなどで自分より儲かった人とか
億り人になった人を見て「自分も早くそうなりたい!」と
暴落することをすっかり忘れてしまうからです。
しかも、暴落は頻繁には来ませんから、油断します。(私もですが)

特に信用取引で買いをしている場合は、かなり深刻な事態に陥る可能性があり、
売りたくないのに売らなくてはならないことになることもあります。

 

そして株価はセリングクライマックスを迎えます。
底で買うことは難しいですが、
大変なことになっているかどうかは株価が暴落しているので、
肌で感じることはできます。

 

待っていた人にとってはチャンスなのです。

 

売るスキル

余談ですが、買うことよりも売ることのほうが難しいと感じます。

基本的に長期保有なので持ちっぱなしですが、
キャッシュを増やしておこうと思うと、
どれかを売らなければならないです。

この時に、損をしているのか利益を出しているのは
私にとってはあまり関係ないですが、
どれも売りたくないっと言ったことになってしまいます。。。

困った。売る時は、いつも泣く泣く売っております。

これも次のチャンスに備えてなので仕方がないですが、
待ちきれず、別のほしい株を買ってしまうので困ったものです。

ではでは。

 

 

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