経営者に注意を払う

投資哲学

株式の長期投資のおいて、経営者(経営陣)の能力は非常に重要です。

 

 

しかし、あまり、注意が払われていないところです。なぜなら、経営者がどんな人なのか、投資家からはなかなかわからないからです。

 

 

ただ、サラリーマンをしていると、経営者の器や能力は会社の実績に比例することがよくわかります。

 

 

投資家からも判断できることとしては、創業者なのかそうではないのかということころがあります。

 

 

創業者で上場してくる場合は、創業して上場まで会社を発展できたというのは、たまたま運も良かったのかもしれませんが、能力も評価できる点も多いです。

 

 

例えば、創業をするというバイタリティーが必要なため、思考が前向きだったり、行動が積極的だったりするような方が多いです。

 

 

創業者のほとんどの場合、ゼロから始めたので、自分で営業もしたという人も多く、人付き合いも多かったと想像が出来ます。

 

 

また、社長が現場を経験しているいため、現場をよく知っているということも多いです。

 

 

次に2代目(息子など)の場合を想定してみましょう。

 

 

2代目はすでに出来上がっている会社に入るので、営業をやったことがないとか営業が苦手、はたまた、人付き合いが苦手という社長が少なからずいます。

 

 

創業者にもいるかもしれませんが、そういう場合は、きっと、潰れています。
しかし、2代目は営業は営業部などがすでにある場合が多く、避けることが出来ます。

 

 

また、別の会社から自分のところに入って来た場合、事務系の配属だったり、管理職になったりすることがあり、現場をよく知らずに、社長職になることがあります。その場合、現場と食い違った施策をしてしまうこともあります。

 

 

また、いいところの大学へ行って、大手の会社に入ってから、自分のところの会社へ入ってくることも多く、大手企業と同じようなことをしようとしますが、中小企業の場合、大手と同じことをしようとすると会社がおかしくなります。

 

 

大塚家具の例の件も研究してみると面白いかもしれません。

 

 

有価証券報告書にて、どんな人が経営をしているのか、確認しておくことはかなり重要です。
どんな経歴を持っているのか確認しておいたほうがよいですね。

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