少し前の話ですが、投資においてショックなことがありました。
それは石川臨太郎さんという60代前半の個人投資家の件です。
投資家として成功されている方で、50代でセミリタイし、株式のみで生活をされている人です。
2018年12月11日のメルマガには、
体調が悪くなったので設備のある大病院でCTの検査などを受け、末期がん で余命は2か月から、頑張って1年という告知を受けました。
!?まさか!?という思いでした。
ブログには、
「胃カメラでは甲状腺、胃、十二指腸には異常は全くなし、ところが数日後にでた血液検査では驚愕のがんマーカー正常値の5000倍。即大きな病院に検査をねじ込んでもらって、11月16日の8時半に覚悟を決めていた末期がん、転移が始まり手術できないがんステージ4の末期がん。数か月から頑張て1年の余命宣告を受けました。」
と書かれていました。
更にメールには、
いままで私は長い生きしすぎてお金が足りなくなるリスク(⇔可能性)ばか りを意識して生きてきましたが、貯めてきてこれから使おうと考えてきたお金 を、まったく使えないで死んでしまうdanger(=危険な出来事)に正面 衝突してしまったことになります。
私はこのとこから、
私達も投資と人生というものを考えておかなければならないということを
教えてくれている気がしました。
そもそも投資とは何の目的で行うのか?
と言う問に関して自分は、
恐らく、1つは「自分の人生を幸せにするため」ではないかと思います。
投資はいろいろ人がしていますし、
いろいろな考えがあるので、
もちろん全員がこのような考えで投資をしているわけではありません。
機関投資家やファンドはお客様からお金を預かって運用しているので、
自分のためと言うより、他人のためですからね。
個人でも他人のためにしている人も少なからずいるかも知れませんね。
いずれにしても、
自分の人生を幸せにするためには、
ある程度のお金が必要であることは間違いなく、
そのお金を得る1つの手段として、
投資をしているわけです。
つまり、投資は手段であって、目的ではないわけです。
となると、人生を投資のためにずっと我慢して、
最後に成功して、使おうと思ったら、
使えなかったでは、
まったくお話にならないのです。
投資にはある程度の分散が必要だと言われていますが、
人生にもある程度のお金や時間配分が必要だと思います。
投資が趣味ではあるものの、
投資以外にも時間やお金を使っていく必要があるのではないかと思いました。
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