保有しているN・フィールド (6077)ですが、本日(2021年2月5日)、公開買付が行われる旨の開示がされました。
簡単に言うと、1200円の公開買付を行い、成功した暁には、上場廃止となる予定とのことです。
さて、私の平均買い付け価格はちょうど400円となっています。
つまり、3倍になるので、一見すると良いようにも思います。
しかし、私は、企業価値を考えた時に、今は収益がイマイチなので、評価されていないですが、今後、収益が上がってくれば、評価もされ、企業価値ももっと上がってくるのではないかと思っていました。
ですから、上場来高値(2,259円)を更新してくれることを信じていました。(欲張りすぎw)
仮に、2,259円を超えてくるとすると、1200円で買われてしまうのですから、「どういうこっちゃー」となるわけです。
四季報で見ると、発行株数は、1321万株ですから、現在の時価総額は、111.5億円となります。
1200円だと、158.5億円で買収されます。(単純計算)
DCF法(DCFシミュレーター)にて、すごくざっくりとNフィールドの価値を計算してみます。
そもそも、設定した値が変だと出てくる値もおかしいので、あくまでも目安です。
現在のフリーキャッフローが4億円ですので、5年で2倍になると仮定します。
現金は、現在、10億円くらい持っているので、そのまま10億円。
有利子負債は、四季報で、1億5000万円ですので、そのまま、1.5億円。
永久成長率は0%。(インフレなどがあれば入れるみたい)
割引率は6%(TOPIXの銘柄の平均が6%くらいと言われているらしい)
で、ぽっちっとなー
事業価値は124億4,200万円です。
資産価値は134億4,200万円です。
株式価値は132億9,200万円です。
こんなん出ました。
数値を色々変えると、増えたり減ったりしますが、数字遊びになってしまいますし、将来のことは誰にもわからないので、特にへっぽこ投資家な私はざっくりと把握できていればいいかな。
そうすると、買収価格は妥当な水準なのかもしれません。
でも、仮に、株価2000円とすると、時価総額は264億円です。
株価2000円で一株あたり100円くらい利益でていれば、PER20倍ですから、株価2000円はどこかでは行けそうな気もするんだけどなぁ。
残念ですねぇ。
ちなみにTOBに応じるまで持っているといろいろ面倒なことになるので、1200円手前で寄り付くことで売ってしまおうかなと思います。
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