マネックス証券に「俺の投資力診断」という機能があり、そこで他の投資家の収益率を集めたグラフを見ることができます。
マネックス証券に口座をお持ちの方は、見ることができますので、見ていない方は見てみてください。
その機能を使うと、自分の収益率などが他の投資家と比べることができます。
この機能の利用規定に同意いただいた投資家の中でランダムに抽出された収益率等のデータが、プロットされます。
さらにランダムで抽出されたパフォーマンスデータも含めてみることができます。
私も知らない間に同意されていたようですが、期間中にマネックス証券で株の売買をしていないので、0となっています。
投資信託は対象外のようです。
この点の数を見てみると、統計学的には母集団を反映されていると思われ、株を売買している個人投資家のパフォーマンスの分布と言っても良いのではないかと思います。
収益率の計算等細かいことは、マネックス証券で確認していただくとして、収益率が入金等で大きくかわらないようになっているようですので、だいたい合っているものとします。
さて、この機能で見られる過去日が2018年8月31日ですので、そこから今日(2019/7/16)まで見てみますとこうなります。
横軸は標準偏差でどのくらいリスクをとっているかという値のようです。
今回はあまり考えなくても良いです。
縦軸は、下はマイナス40%(赤の下線)で、上は表示されていませんが、10%以下です。
この1年間だけで言えば、株式投資を行なっていた、ほとんどの投資家は、10%以下の収益率であり、損失を出している投資家がかなりいるということが言えます。
2018年度の収益率を確認したら、2018年8月31日からですが、さらにひどくて、多くの投資家が5%以下でした。
2019年はかなりパフォーマンスが良いみたいで、ほとんどの投資家がプラスでした。
2018年度がマイナスで2019年度がプラスで、トータルかなりのマイナスになっているということは、おそらく、暴落した時に売ってしまい、騰ったところで買ってしまっているということが言えるのかなと思います。
おそらく、信用取引を含まれるでしょうから、ロスカットさせられた投資家もいたのでしょうね。
TOPIXと比べるよくわかるのですが、TOPIXがプラスであると、個人投資家はそれ以上にプラスのことが多いのですが、逆にTOPIXがマイナスだと、それ以上にマイナスになる投資家が多いと言った感じに見えます。
おそらく、投資スタイルとしては、順張りの投資家が多く、調子のいい銘柄についていき暴落時に一緒に巻き込まれるといった感じで、暴落時には売ってしまい、ホールドや買うことはできないといったことが想像できます。
個人投資家の多くがかなりのリスクを取っていて、相場が良いときにはかなり儲かるが、相場が悪くなると、大きな損失を出すといったことになるといった具合で、リーマンショックまで含めて長期間で見ると、退場している方もいるので、9割までいくのかどうかはわかりませんが、損失を出している個人投資家も相当数いることが想像できます。
FXとかはもっとひどい状況でしょうね。
今後、データ蓄積も蓄積されているでしょうから、楽しみですね。
ちなみに私のこの1年間のパフォーマンスは幸いなことにプラスでした。2018年はかなりマイナスになりましたが、売らずに持っていたので、今年になってだいぶ回復してきました。しかし、またどこかでドスンといきそうで怖いです~
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