当たり前かもしれませんが、嫌われている会社より敬われる会社への投資をしたいです。
それは表面上の人気というより、どういったフィロソフィーで経営されているかということが重要になり、経営陣や経営者がどういった人物なのかということが重要となります。
例えば、経営陣の倫理観が間違っていれば、嘘をつく(粉飾決算など)、だます(高額解約など)、長時間労働など、いずれ世間に批判されるようなことに繋がるわけです。
慕われる会社、敬われる経営者の会社へ投資したいものです。
人は歳を重ねていけば、子供が出来たり、部下ができたり、後輩が出来たりとするでしょう。
その時に、自分自身が敬われる存在でなければ、相手は言うこと聞いてくれないか、聞いても快く引き受けていないでしょう。
だからと言って、俺を尊敬しとっていったところで、尊敬されるどころか、軽蔑されるかもしれません。
ということは、敬われる存在になるには、日々の積み重ねでしか実現できないということになります。
例えば、どんなに立派なことを言っていても、あいさつもできない輩は尊敬されません。
ということは、仲間や部下からも尊敬されていないわけで、正しい倫理観をもって経営しているとは思えません。
子供の時に言われていた、嘘をつかない、人を騙さない、相手を傷つけない、悪口を言わないなど、当たり前が出来なければ、いけないと思います。
京セラの稲森さんの考え方が非常に参考になります。
仕事に対する自身の経験で得られた真理はなかなか万人には当てはまらないかなと思いつつ、経営の判断の指標として、人としてどうあるべきかということはとても重要で感銘しました。
生き方―人間として一番大切なこと
JALを再建したときも、何か特別なことをしたかというとそうではなく、人としてどうあるべきかということを経営陣にコンコンと唱えたということらしいですから、偉人は違うなと思いました。
経営者が人としての基本を疎かにしていないか、気にしたいところです。
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