大金から始めるのではなく、少額からはじめたことが、改めて振り返るとメリットも多かったなと思います。(そもそも、大金はもっていなかったので、少額からスタートせざるを得ませんでしたが・・・)
いきなり何もわからず、大金を投入していたら、大損していた可能性がありましたしね。(・・・すでにやらかしてはいたが)
お金は増やしたいけど、損はしたくありません。
損して嬉しい人はいませんし、私も、損はしたくありません。
お金を増やす方法としては、投資と向き合わなくてはなりません。
しかし、投資なので損する可能性もあります。
そこで、損するのは嫌だけど、無くなってもいい金額を考えてみたら、月1万円くらいなら許容できる範囲でした。
1ヶ月1万円が無くなっちゃっても、勉強代だと思えば、まあ、いいかなと。(悔しいとは思いますが、まだ、諦めがつきます)
余裕があれば、もっと増やしてもいいと思うのですが、安月給ではきついし、ボーナスも出ないことのほうが多いし、出ても少額なので、自分にとって、株式投資に投入できるのがこのくらいが妥当でした。
毎月3万円が無くなっちゃったら、精神的にも凹むので、1ヶ月1万円くらいなら、趣味を減らすとか、節約するとか、何とかなりそうかなと。
メリットとしては以下の通り。
①少額だったため、未単元株(S株)を利用したが、仕組み上、リアルタイムに売買ができなかった。(S株は成り行きのみで、受付の翌営業日の発注になるので、すぐに発注できない)
つまり、必然的に長期投資となった。
そして、長期保有の重要性に気がついた。
②毎月1万円なので、お金が増えるまでに時間がかかったが、その間、いろいろと勉強ができた。
今思うと、始めた頃は、よくわからない理由で株を買っていた。
雑誌に乗っていたとか、本に書いてあったとか、お仕事で知っているとか、父の務めている会社関係とか、親戚が務めている会社とか、最先端な技術とか、盛り上がっている話題とか・・・そんな理由でしたw
たまたま、リーマンショック後で株が安くなっていたことと、アベノミクスの影響により、上昇しただけで、今思うとお粗末な理由でした。
③少額だったため、心にゆとりがあった。
いきなり大金突っ込んでいたら、負けられないという気持ちや怖いという気持ちが強くて、余計失敗していたかもしれない。
少額からはじめたから、良かったんだと思います。
それと、少額だから、増えてもそれほどでもないし、意味がないのではないかと思う人もいるかもしれませんが、私はそうは思いません。
識者の方には、貯金が1000万円になったら投資をしたほうがいいとか、年収の2倍貯まったら、その後に始めれば良いとか、投資はそもそもしないほうがいいとか言っている人がいますが、私は間違いだと思います。
投資の知識も乏しく、いきなり1000万円もの金額を運用することのほうが、危険だと思うのですが?
よく聞くパターンとしては、退職金で大金が手に入ったので、投資信託や株を購入して損するパターン。
免許取りたての人が、いきなり、大型車を運転するようなものです。(実際は、大型車は大型免許がないと運転はできませんが。)
例えば、スキーのジャンプ、綱渡り、なんでも小さいところから始めて、大きなことが出来るようになっていくのです。
つまり、危険なことは、小さいところから始めるのが定石です。
失敗しても、大惨事にはならないのです。
投資もできるだけ早い時期に小さい金額からはじめておくことが、良いのではないかと思います。
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