株主総会
長期投資家なら、一度はバフェット関係の本を読んだことがあると思いますが、日本の個人投資家でバークシャー・ハサウェイの株主総会に出たことがある人は少ないと思います。
現在では、4万人の人が株主総会に出席。
ライブ放送では、110万人。
オンデマンドで1150万人も視聴されているようです。
資産8兆円ですからすごいですよね。
でも、八兆円の資産のうち、99.5%は52歳以降に作られたもののようです。
1億円くらいなら自分にもチャンスがあるかな?
2017年度の株主総会の質問と回答が本に載っているので、IBMへの投資の失敗や、アマゾン、googleへ投資をしなかったことなど、気になる質問と回答がありますね。
株主総会の話でだけではなく、ウォーレン・バフェットの投資についても書かれているので参考になります。
名言集
あと、バフェット、マンガーなどの名言集も100以上も載っていて、改めて、良いこと言うなって思ってしまいます。
例えば、「株は長い間は安全で、明日までであれば大変危険だ。」
普通は逆を思ってしまいます。
長い間保有すると何が起こるかわからないし、倒産するかもしれないと。
長期に持てる会社を保有しろということですね。
また、逆にデイトレードは危険だということなので、そういうことになりますね。
バフェットは長期投資ですが、シナリオが間違っていたら、即座に売却します。
そういった自分の間違いを正すことと素早く実行に移すことが大事なんでしょうね。
一般投資家がバフェット流を再現出来ない理由
ある意味当たり前のことが書かれています。
「1.大きく下がった時に不安で買うことが出来ない」
冷静に判断できるところがすごいですよね。
「2.バフェットが買う株は、地味で退屈な株が多い」
つまり、ディフェンシブ銘柄ということですね。
「3.長い間持つことが出来ない」
バフェットが望む保有期間は永久であるというのは有名ですよね。
長い間持つことが出来ないということは自分もよくわかります。
ほんと売りたくなりますし、売って、あとから高いところを買い戻したとかもあります。
結局売らなきゃよかったってことですね。
頂点で売りたくなっちゃし、頂点から下がってくると損した気分になるし、さらに下がるかもしれないしという心理になります。
知識も必要ですが、メンタル面の強さも必要ですね。
「4.すでに人気になっている株を買う」
私はこういうったのはあまりないのですが、知り合いとか見ていると、PER100倍以上になっているのを買ってやらかしちゃっているのをたまに見ます。
話題になっていると、これからもどんどん伸びると思ってしまいますよね。
たしかに中にはどんどん成長していくのもあるので、一概にダメとは言い切れないのですが、ブームに乗っている系はやられちゃう可能性が高いですね。
他にもいろいろ参考になることが書かれていることもあり、
本屋にカフェが併設されているので、買って読み込んでしまいました。
いい本だと思います。
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