【 老後資金2000万円を確実に作る! 一生使える株の強化書】を読んでみて


老後資金2000万円を確実に作る! 一生使える株の強化書

を読んでみての感想ですが、相場師朗以外は的を突いた内容であったと思います。

特にかぶ1000さんが言っていることは、至極真っ当な話でした。
そもそも、この本のタイトルを「2000万円を確実に作る」ということが、
40代や50代から0で始めるのは無理ということを言っています。

また、株は誰でも儲かる打ち出の小槌ではないということをはっきり言っています。
このことは、株の本ではなかなか言えないことではないかと思いました。
というのも、利益相反するからですね。

300万円が手元にあって、それを運用使用した場合、利回り7%で回しても、
20年間でようやく1000万円に達するということになり、
2000万円の達成は40代では難しく、30代から始める事を勧めています。

投資は早く始めたほうが良いということ言っていますが、
これはある意味当たり前かもしれませんね。

もし、40歳で毎月5万円を積立投資して、7%で運用できれば、58歳くらいで2000万円に達します。一見できそうなのですが、40歳代は、いろいろお金がかかることが多く、そもそも5万円を捻出できないのではないかと言っていますが、たしかに多くの方はそうかも知れませんが、私は可能だと思います。

老後2000万円については、長く働くことを決めている方は、あまり関係ないことだと思っているのですが、私は長く働くことに自身がないので、その際には年金が頼りになるところではあるのですが、40代以下はそうもいっていられないかもしれません。

第2次ベビーブーム世代の私ですが、ベビーブームごろは(1972年~74年)の出生数は約200万人でした。
昨年、2019年は、なんと、出生数は90万人割れです。
恐ろしいことに半分以下位になっています。

やはり、国内で消費する人が少なくなってくることが考えられ、経済は衰退していくことが予想されます。

年金については、マクロ経済スライドが2004年に導入されたため、年金制度が破綻する可能は低いです。
簡単に言えば、もらう金額と払う金額の帳尻が合うように調整されるため、年金制度が破綻することはないのですが、裏を返せば、もらう金額が少なくなるということになりますね。

これからは収入や資産をちゃんとしておかないとおそらく痛い目見ますので、一流企業や公務員なら別ですが、私みたいに窓際は遊んでいる場合ではないので、ちょっと勉強する時間を作ろうと思っています。

悲しいことに金持ちは金持ちになり、貧乏はますます貧乏になるといった格差が広がっています。
大手企業に務める後輩と飲んだのですが、年収が全然違くて愕然としたものです。。。
ちょっとうらやましい限りですが、自分は自分でできる限りの資産防衛はしたいと思います。

 

ではでは~

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