人が持っている本能に従うと投資では失敗する気がします。
私もやらかしたなと思うことも多々あります。
本能を辞書で調べると「生まれつきもっている性質や能力。特に,性質や能力のうち,非理性的で感覚的なものをいう。」ということみたいです。
本能とは、生きるために必要な機能です。
しかし、それが投資となると、邪魔をしてしまうことがあります。
例えば・・・
・みんなと同じ行動を取る。
弱い動物、魚、鳥などを見ていても分かる通り、集団で行動することにより、生きる確率を高めています。しかし、投資となると、みんなと同じ方向へ言ってしまうと失敗することがあります。
みんなと同じ行動を取っていれば安心であり、自分だけ違う行動をしていると疑心暗鬼になりますが、投資においては、見向きもされていない銘柄に投資するので、自分の信念を貫き通すことも必要なんでしょうね。
・恐怖から逃げる。危ないことから逃げる。
恐怖なこと危ないことから全力で逃げないと死に関わります。つまり、危ないと感じると、立ち向かうというよりは、一目散に逃げるという習性があるのでしょう。
しかし、投資においては、お金が減ったからと言って、命を落とすことはありませんが(精神的には凹みますが)恐怖を感じたり、危険だと思ったりすると、そこから逃げようとして、売っちゃうんでしょうね。
・痛いことを後回しにする。
出来れば、痛いことは避けたいです。だめな会社でもそのまま保有してしまうことがあります。
・将来の利益よりも目先の利益を優先する(すぐに利益を確定する。)
恐らく、大昔は、1年後生きているかどうかもわからないので、目先の利益を優先する本能があるのかもしれませんね。
・楽をしたい(楽して儲かりたい)
めんどくさいことが嫌い。同じことをやり続けることが苦手。
決算短信をチェックするとか地味なことが苦手だと厳しいかも。
・権威、階級に弱い。(特に男性)
あの人が言ったからと鵜呑みしやすい。また、疑うことをしない。
自分で調べることをしない。
・お祭りが好き。疎外感、仲間はずれを嫌う。
盛り上がっていると仲間に入りたかったり、誰かが儲かっていると羨ましくなったり、高くても買ってしまう。
ITバブルがそうだったらしい。
・感情的になる。
人は感情で動いていることが多々あります。しかし、感情的な状況では冷静な判断が出来なくなり、間違うことがあります。
などなど、他にもいろいろあると思います。
データだけではなく、自分のメンタルも鍛えないとですね。
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