株で勝つ!会社四季報超活用法

2015年6月25日に第1版発行され、現在も増販を重ね販売されています「株で勝つ!会社四季報超活用法」(東洋経済新報社)の最新版を読んでみました。

 

 

長期投資家必須の「四季報」で、私も四季報は目を通していますが、「株で勝つ!会社四季報超活用法」を読んでみますとそういう見方があるのか改めて勉強になりました。

 

 

この本の構成から、最初の章から編集者は重要度が高いということで書いているかなと思いました。

 

第1章 最初に見るべきどこはどこ?
第2章 会社のキホン 会社のことを知るには
第3章 健全な会社はどう探す?
第4章 儲かっている会社はどう探す?
第5章 将来性のある会社はどう探す?
第6章 株価を動かすのは何?
第7章 売買チャンスはどうつかむ?
第8章 お宝株を見つける裏技は?

 

 

ということで、重要度は、
①会社の情報
②健全性
③利益性
④将来性
⑤テーマ性、同業他社、四季報予想等
⑥テクニカル、アノマリー等
⑦その他(優待等)

ということを言いたいのかなって順番になっています。

 

 

意外だったのは、短期でも役に立ちますよって買いてあったことです。

 

 

そう言われれば、今回、こんなことがありました。

 

 

今回の号(2017年秋号)の四季報をチェックしていた中で、1つの銘柄に付箋を立てていました。

 

 

その銘柄というのは「4918アイビー化粧品」でした。

 

 

PERもそこそこ割安、ROEも高め、会社側の計画も増額、化粧品という分野であり、いいのかなと思って付箋を立てていました。

 

 

しかし、四季報には「ただ会社計画は楽観的」と記載が。

 

 

ハーバー研究所をホールドしていたこともあり、見送りました。

 

 

数日後・・・

 

 

中間決算及び通期決算の下方修正。

 

 

7760円だった株価は、翌日ストップ安して、翌々日に5,550円で寄り付きに・・・(゚д゚)!ヒー

 

 

ウォッチしていた個人投資家さんは保有していたらしく四季報のコメントを見逃していたことを悔やんでおりました。

 

 

四季報の夏号予想比増額率ランキングや営業増益率ランキングに載っていたので、これだけみると買ってしまいそうですし、私も業績いいんじゃないかと思っていました。

 

 

しかし、会社側の予想が強気すぎたんですね。。。(詐欺だと騒いでいた人もいました)

 

 

株式投資がある意味、情報戦だとも言えるかもしれませんね。

 

 

活用法が増えたので四季報の発売日が楽しみになりました。

株で勝つ! 会社四季報超活用法

コメント