長期投資において大事なこと

投資哲学

長期投資において重要なことを、長期投資の賢人たちはいくつか上げています。

 

 

1つは長期投資なので長期的な視点に立つことが重要だということです。
ある意味当たり前なのですが、実際やってみるとなかなか出来ないことです。

 

 

10年後、20年後、それ以上かもしれませんが、そのときに投資対象の会社がどうなっているのか、想像するが大切ということですね。

 

 

フィンテック、自動運転、AIが生活を変えているかもしれませんが、そのときにそれらの技術は古いものになっていて、そして、新しい技術が出てきているんでしょう。

 

 

もしかしたら、ガソリン車は無くなっているかもしれませんし、交通事故もなくなっているかもしれませんし、渋滞も無くなっているかもしれませんね。

 

 

はたまた、ガソリンスタンドは無くなっているかもしれませんし、バスの運転手やタクシーの運転手は失業しているかもしれません。

 

 

ただ、どんな技術が出てきても、ご飯は食べますし、醤油やマヨネーズはそれほど進化していそうもないけど、使っているでしょうし、相変わらず、コーラは美味しいんでしょうね。

 

 

あと、長期を見据えて投資をしていれば、今日の株価が上がったとか下がったとかそんなことを気にする必要はないということです。
ただ、自分はへっぽこなので気になります・・・

 

 

また、売買の回数を多くしたり、何か情報があれば買ってみたり、ちょっと決算が悪かったら売ったりというのはダメですということなんですがね・・・

 

 

日々の出来事に右往左往されずに「長期に構えることが出来る」というところが賢人なのかもしれませんね。

 

 

ちなみに、自分ファンドの運用方針として、中長期投資の目線で投資をすることを掲げているのです。(出来るかどうかはわかりませんが・・・。長いものですとなんとか5年以上保有しています。(金額少ないですが・・・(。・_・。)。あ、塩漬けではありませんので(^^ゞ))

 

 

実際に中長期投資に株を保有しようとした場合、保有中にいろいろなショックが起こるリスクが大きくなります。

 

 

 

例えば、リーマンショックからブレグジット、トランプなどのように、世界がびっくりするようなことが今後起こる可能性がありますし、日本にいれば、地震などの災害が起こる可能性もあります。

 

 

しかし、このようなショックは、短ければ数日くらいで終わることも多く、そのようなショックで市場から退場してしまうのは、残念なことです。
また、市場に残ったとしても、多くの資産を失ってしまうこともまた残念なことです。

 

 

 

へっぽこな自分でも確実にリターンを上げるには、長期的なトレンドに合わせたほうが、多少、高いところで買ってしまったとしても、長期的には上がっていくわけなので、そのようなことに照準を合わせたほうが良いと思うわけです。
長期的なトレンドとは、長期の移動平均とかではありません。

 

 

 

長期投資の賢人たちは、長期の上昇トレンドが出ているものとして、世界の人口を上げています。

 

 

 

世界の人口はこれからも増えます。つまり、今日より明日の人口は増えています。

 

 

 

人口が増えるということは消費が増えます

 

 

 

例えば、人口が2倍になったら、食べ物は2倍必要で、着るものも2倍必要です。
豊かになる人も増えていくでしょうし、消費も増えていくでしょう。
人口が増えることにより、消費されるものを作っている会社への投資は鉄板と言えそうです。

 

 

ただ、日本国内の人口は減っていきますので、日本国内のみで戦っている企業は長期的には厳しいことになります。

 

 

例えば、学習塾などは、一人あたりにかける教育費が増えていっているので、中期的には伸びるかもしれませんが、25年後の2040年ごろ0歳から14歳までの人口は、今より4割落ち込みます。
今後、相当厳しいことが予想されます。
ただし、利益を上げ続ける勝ち組の学習塾に投資すれば良いのですが、自分の場合、恐らく、ハズレに投資します(笑)

 

 

 

ですから、人口が増える海外に進出している企業若しくは、海外でも通用している業種の企業が長期的には望ましいです。
たとえ、へっぽこがそこそこの企業に投資しても、リターンを上げられる可能性は高いわけです。

 

 

 

そう考えると、日常品の会社は外せないですね。
生活していく上で、必需品で消耗品は、リーマンショックが起ころうとも必要ですからね。

 

 

 

車は、住む場所によっては必需品です。
しかし、何回も買うものでもありませんし、買い換えずに乗り続けることも出来ます。
収入が減ったら、恐らく、多くの人が買うのをためらったり、買い替えを控えたりすることが予想されます。

 

 

 

このように景気に左右される銘柄を景気循環株と言いますが、このような銘柄は景気が悪くなったときに買わないと、痛い目をみるわけです。
景気がいいのか?それとも悪いのか?という状況ではなかなか投資しにくいというところもあります。

 

 

 

その点、日常品で消費されるものに関しては、買うのを控えたとしても限界があります。
リーマンショックが起こっても、ご飯を食べないと行けませんし、洗濯はしますし、病気にかかれば病院にいきますし、このような銘柄はディフェンシブ銘柄と言われますが、このような株は、株価水準が低くなったら買いたい銘柄です。

 

 

 

長期投資はディフェンシブ銘柄が良いのかもしれませんね。

 

 

 

 

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