老後の2000万円不足問題について

つぶやき

金融庁が作成した報告書で
月53,471円が不足し、95歳まで30年生きると、
約1970万円が不足するということのようです。

データについてはいろいろな問題があり、
全員が不足するというものでもないでし、
2000万円では足りないという人もいると思います。

 

さらに、今回、この問題が年金と絡んだために余計ややこしいことになりました。

 

全員2000万円足りなくなるの?

そもそも論で言えば、老後であろうが現役であろうが、普通の人は収入に見合った生活を送っているわけで、収入(または資産)の中で生活するしかないですから、普通の人が2000万円も不足するということはおかしいはずです。
現実に2000万円足りないと借金するしかないのですが、
そんな借金は住宅ローンでもない限りできることはないです。

そう考えると、5万円足りないなら、通常は生活水準を下げて
生活することになるわけです。

 

クレジットローンで借りられたとしても300万円くらいですかね。
そして破綻します。逆に2000万円も不足できないです。

 

ですから、おそらく多くの方は嫌かもしれませんが、収入に見合った生活をせざる負えず、みんながみんな2000万円足りなくなるという事態にはならないです。

ということは、なぜ収支がマイナス5万円にもなるのかということなのですが、
例えば、お金持ちが支出を押し上げている可能性や
30年間を調査すれば実は少ないかもしれないという可能性もあるかもしれません。

短期間の収支を30年間で掛け算するのはおかしいですね。

収入や支出の内訳が変ではないか?

さて、内訳を見てみると、

収入が約20万程度となっており、年金は約17万となっていますが、
年金で平均17万円をもらっているというのがにわかに信じられないと言った感じです。もし、国民年金だけなら、月6万円程度なのでもっと厳しいです。
となると、平均値が多く貰う人に引きずられて嵩上げされている可能性が高いです。

 

そして、支出ですが、

住居費:14700円/月

住居費が安い・・・1戸建てでローンが完済していると思われます。
しかし、都会ではこうはいかないでしょう。

しかしながら、

食費:64,827円/月
で、さらに
通信費・交通費:25,256円
教養・娯楽費:26,303円
交際費:29,033円
なので、

つまり、贅沢しすぎじゃね?

ってことです。

お年寄りにしては食費がかかりすぎです。
ちゃんと料理をしましょう~

交際費ですが、4000円で飲み会に行ったとしても7回も行けてしまいます。
うむー、お葬式のお香典とかが増えるのかな・・・

 

住居費(ローンやアパート代)がどのくらいかかるのかというところが
大きいですが、15万円もあれば生活はできるのでないかと思います。
もちろん、できる人とできない人がいるとは思いますが、
非正規労働者(パートやアルバイトなど)はこのくらいで
生活していっていると思いますし、私もそのくらいで生活できると思うので、
計算されている支出がちょっと多すぎるかもしれません。

 

いまさら騒ぐことなのか

とは言え、質素倹約にも限界がありますし、
歳を取れば病院へ行くことも多くなるでしょうから、
資産がなくて良いのかと言えば、
そうではないですね。

 

この記事を見ていただいている方がいれば、
おそらく、すでに老後への危機感はお持ちだと思いますし、
それに向けて資産を増やしたいと思っている方なので、
いまごろ何を言っているんだとか
もらえる年金などあてにできんって思っていらっしゃるかたも多いでしょうね。

 

年金制度そのものは持続するものの、
私達のもらえる年金が今の年金額と同等にもらえるものを
保証したものではないので、
いずれ、年金額の引き下げや年金支給開始日の
繰り下げが行われるでしょうね。

 

歳を取れば取るほど働けなくなるリスクは高まるので、
別の収入や資産を増やしておく必要はあるでしょうね。

 

私は株式投資(投資信託)が資産形成には一番だろうという
結論に達し、地味~に進めておりますが、
そういった意味で、早くから投資を行なっておくことが
大事なんだと思います。

 

金融庁が言いたかったこともまさしくこういったことであったわけですが、
政府とすれば、年金ではあなたの老後は支えきれませんとは
口が裂けても言えない訳です。
しかし、政府のことを信じて、貯金や資産形成していなければ、
老後で痛い目を見るのは私達です。

 

2000万円が多いのか少ないのかは個人個人違いますが、
貯金でも投資でもある程度の資産はあったほうが安心ですね。

 

資産運用

月1万円、年間12万円、利回り年10%(まあ、こんなにいかないかもしれませんが)
で計算すると、30年後には約1970万円までいきますから、
月1万円も馬鹿にできないものです。

貯金だと、30年でも360万円しかいかないです(汗)
利回り10%と複利が恐るべし。。。
ちなみにすでに評価額は360万円は超えたので、タイミングが良かったのもありますが、早めにやっておいてよかったなという印象です。

 

投資のやり方については1ヶ月1万円個別株投資のススメの記事を見てください。

 

今のところ平均10%は軽く超えていますので、
このまま維持したいところですが、
最近分散を進めているので、
だんだん10%を超えてくることは難しくなることを予想しております。
景気の雲行きも怪しいですし。。。

下がると辛いですが、個別株は楽しくできればいいかなって思っています。

 

投資は頭が正常に動いていれば一生できるので、
老後も楽しくやりたいですね^^

 

 

しかし、個別株で2000万円超えるのはいつになるのやら。。。(白目)

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