スコアボードを見て試合をするな。フィールドを見て試合をしろ。

投資哲学

「スコアボードを見て試合をするな。フィールドを見て試合をしろ。」
ウォーレン・バフェット

 

あとでご紹介しますが、ある本に書かれていたウォーレン・バフェットの名言です。
株式市場と投資家の関係をわかりやすく表した言葉だと
感心してしまいます。

 

おそらくベースボール(野球)だと思いますが、
そのスコアボードと株価を対比したもので、
フィールドは会社を見立てたものですね。

 

監督は社長といったところで、
相手は、ライバルと言ったところでしょうか。

 

当然、フィールドでは、打ったり走ったりもありますが、
選手交代、珍プレー、ファインプレーもありますし、
乱闘もあったりするかもです。

 

どちらが見ていて楽しいかと言えば、
私は、フィールドを見ていたほうが
楽しいですね。

 

しかし、ルールがわからなければ
見ていてもつまらないかもしれません。

 

スコアボードは、試合の状況やルールがわからなくても
数字に現れますからわかりやすいですが、
状況がわかりません。

 

スコアボードには、1-0と先行のチームが勝っていた場合、
ついつい先行チームが勝ちそうですが、
フィールドでは、後攻のチームの攻撃で、
ノーアウト満塁かもしれません。

 

そういった状況でも、先行チームが勝つだろうと思ってしまう人が
ジャイアントババを引いてしまうということなんだろうと思います。

 

スコアボードとフィールドとどちらをみて
試合結果を予想するのかは人それぞれですので、
好きなようにすればいいと思いますが、
再現性ということを考えると、
1-0の試合などたくさんあるわけで、
それだけで試合結果を予想するのは
困難であることに気が付かなければならないでしょう。

 

仮に負けたとしても、
試合が十分楽しめれば、
私はそれでも良いかなと
思います。

 

バフェットの非常識な株式総会

さて、今回の名言は「バフェットの非常識な株式総会」
という本からご紹介させていただきました。

 

長期投資の代名詞でもあり、
世界一の投資家と言っても過言ではない
ウォーレン・バフェットを解説した本です。

 

ウォーレン・バフェットの株主総会の状況を
本にまとめただけかなと思っていたら、
ウォーレン・バフェットの哲学、名言や過去の失敗なども分析されていて
長期投資家は読んでもいても良い本だと思います。

 

株主総会での株主の主な質問とウォーレンやマンガーの回答が載っていて
興味深かったです。

 

お二人には事前に質問内容は知らされていないのですが、
即興でこれだけ的を得た答えを返せられるのはすごいです。

 

ウォーレンバフェットもいろいろな失敗をしているところは
ちょっと安心しますが、そこからいろいろ学んでいるのは
流石です。

 

失敗しっぱなしで成長がない私とは大違い。。。

バフェットの非常識な株主総会
ではでは~

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