本の読み方

本を読めば読むほど知識が増える一方、反対の考え方に遭遇することもがあり、どちらが正しいのか混乱することがあります。

例えば、投資はするべきではなく、ビジネス(起業)をするべきだという本
一方、ビジネスはするべきではない、投資をするほうが良いという本
いったい、どちらが正しいのか?ということになります。
どちらも言っていることはよくわかりますし、それほど大きな間違いはなさそうです。

 

おそらく、自分にとってはどちらも正しくて、どちらも間違えということになるんだと思います。
自分の立場やスキル、自分の人生観や人生計画に基づくところもあったりするので、一概に言えないと言ったところです。

 

このように読む本によってあべこべなことがあるので、私は、著者に重点を置いています。
いい本に出会ったら、著者を見てその著者の本を中心に読むようにします。
そうすると、同じ著者が書いてあるので、通常は一貫した考え方になります。
もし、同じ著者でもまちまちの考え方であったら、著者の本は信用出来ないということになります。

 

いい本を書いている著者はたいていいろいろな本を読んだり、勉強していたり、経験していて、そういった中から本を書いてあるので、本に深みがあります。

多くの本が読めなければ、いろいろな本を読むより、気に入った著者を深掘りしていったほうが良いのではないかと思います。

 

さて、私が嫌いな本のタイトルは、20代から始める○○とか、40代にやっておくべき○○とかと言った年代がついているものです。
人生のおいてなんでも早くやり始めたほうが良いのは当たり前ですが、じゃあ今から始めたら遅いのかと言えばそうでもなく今すぐ始めればよいわけです。
最初から他の年代を排除するようなタイトルをどうして付けるのか不思議でしょうがありません。(制限したら本の売上だって上がらないのに)

 

年代などは関係なく、重要なことはこれが大事だと思ったらすぐに「実践する」「行動する」といったことです。

 

例えば、積立投資について重要性がわかったとします。
しかし、実際やっていなければわかっていないのと同じことです。
実践することが重要で、実践や行動をすることにより、初めて本が役にたったと言えるのではないかと思います。

 

ところが、なかなか実践していないことが多いんですよね。
整理整頓や断捨離はできない人(私)が本で理解するよりも実践することのほうがはるかに難しいです。

 

本多静六先生は、著書の中で人生計画を作るべきと書かれていました。
実践しなければですね・・・

 

本を読んでそれをどう活かすのか。
これが大事ですね。

 

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